私は今までアルバイトや仕事を楽しいと思った事はありません。嫌だつまらない辞めたいと思いながら毎日出勤していました。
やる気も全く無し。
必要な仕事を最低限の言われた事をやらされる毎日。
そんな毎日は苦痛でしかありませんでした。
私は仕事を辞めたいと思い続けながら、イヤイヤ仕事をしていたのです。
目次
生活の為に仕方なく辞めたい仕事を続けていた
仕事がつまらないから辞めたいと思いながら、面倒事が増えるのが嫌だから率先して仕事をする事も無く、変化を嫌い、同じ事を繰り返す日々を自ら目指していました。
アルバイトや仕事を続けていると後輩が入って来ます。
やる気のある後輩が入って来たら、仕事がつまらないから辞めたいと思っている私なんか一瞬で抜かされます。
仕事のやり方が分からない
よく比べられました。
「新人の彼は出来るのに、何で君は出来ないんだろう」と。
これ相当ヘコみます。
なので、たまに頑張ってみようとしますが、普段から仕事がつまらないから辞めたいと思っているので、正しい仕事のやり方がわからずに空回りするだけで終了。
適当な仕事を継続する日々
仕事がつまらないから辞めたいと思っている私は至りました。「俺は努力しない人間だから、努力する人が仕事頑張ればいいんじゃない?俺の仕事が楽になるから勝手に頑張れ」という結論に。
そして私のプライドは守られました。一時的に。
ですが、仕事は不真面目、コミュニケーションは取らない、周りを馬鹿にし、仕事がつまらないから辞めたいと思っており、自ら孤独を目指す、この果てに何が待っているのでしょうか。
仕事がつまらないから辞めたいと思いながら適当に続けた人間の末路
仕事がつまらないから辞めたいと思いながら適当に仕事をしてきた私を待ち受けていたのは「つまらない人生」と「自己否定」でした。
今まで「まー俺ってクズだよなー」とやや達観していたのが、とうとう本気で駄目人間だと認め始めてしまったのです。
自己否定を始める
自己否定は危険です。
自己否定は本当に危険です。
自己否定すると正常な思考を保てなくなる
自己否定は、その気持ちが強くなればなるほど、人間自体を狂わせます。
ごくごく普通だった人間性すら捻じ曲げる可能性を持っています。
自己否定は、正常では無い行為、すなわち異常な行為をしてしまう可能性を持っています。
自殺大国日本、その行為に至った大半の人は、自己否定をしたか、他人や世の中を否定した事でしょう。
世の中の犯罪者達は、加害者と言われる人もいるかもしれませんが、自己否定の被害者でもある人もいる事でしょう。
もしあなたが自己否定しているのならお願いがあります。
自己否定してしまえば、冷静に考える事が出来ません。
まずは休む必要があります。
自己否定している人は休む必要がある
自己否定している人は、休む必要があります。
本当に、仕事をしている場合では無いんです。
基本的に現実逃避はオススメしませんが、疲れた時はぜひ現実逃避してください。
私は仕事を失ったあとに借金をする事になりましたが、仕事を辞めて休んでも、別に死ぬ事はありませんでした。
むしろ、あのまま仕事を続けていたらどうなっていたのか、今考えるだけでも恐ろしいです。
ちなみに当時はお金が無さ過ぎて、近所のスーパーで試食する事で空腹を乗り切った事もあります。
そんな状況になっても餓死するなんて、今の日本ではまずあり得ないんです。
それなのに、なぜか日本には「仕事を失ったら人生の終わり」のように考えている人が多いのですが、実際には仕事を失っても人生は終わりません。
むしろ一度辞めた経験は、本当に自分のためになったと思っています。
今の日本人に必要な能力は、逃げる能力だと本当に思っています。
仕事を辞められない人の気持ちは分かりますが、疲れた時は必ず休むようにしてください。
心からお願いします。
最近では、退職代行というものが存在します。
電話一本で、仕事を辞める事を代理で行ってくれる業者が存在するのです。
ようするに、明日から会社に行かずに済むのです。
上司に相談できないのであれば、利用してみるのも一つの手でしょう。
責任逃れ、周りの迷惑、そんな事は一切気にしないでください。
あなたにとって、この世で一番大切なものは、あなたの命です。
逃げるという選択肢は、恥ではありません。
周りの人なんて気にせず、一度逃げ出してみましょう。
辞めたい仕事を適当に続けると人生がつまらない
話を戻しますが、仕事を適当に行い、「俺頭悪いから」などと仕事が出来ない理由を付け、仕事がつまらないから辞めたいと思っており、なんとなく家と職場の往復をするだけの毎日を送った結果、待っていたのはつまらない人生でした。
そして体調を崩して退職する事になりました。
当時は絶望しましたが、つまらない人生に疲れたから1回休み、この選択は大正解だったと思っています。
退職してから様々な経験をして、8ヶ月後に再就職する
私は退職してから再就職するまでの8ヶ月を、生まれて初めて自ら進んで読書をしたり、職業訓練校に通ったり、知らない人と会うようにしてみたり、旅行をしたり、本当に色々な事を体験しました。
退職した直後は死にたくなるレベルで人生がつまらなかったのですが、様々な経験をした結果、すでに人生が楽しく感じられていました。
その結果、今まで他人の目を気にしていた自分の人生が、アホくさく思えたのです。
以前まで大切にしていた、くだらないプライドは、無くなっていました。
そして、人生で最も大切なスキルであるコミュニケーション能力は、はっきり言ってかなり成長していたと思います。
元ダメ人間の私は、ダメ人間が何を考えて行動しているかが分かるようになりました。
なので、仕事を適当にやらない事にした私は、まず最初にズルい考えを持たないように仕事をする事をこころがけたのです。
適当にやろう、手を抜こう、サボろう、自分がやらなくても他の誰かがやってくれる、そういった考えを止める事にしたのです。
私の人生を変えた本の一つは仕事の本
大嫌いだった読書を、すればするほど良い人生になりつつあった私は、今度は仕事に関する本を読みました。
仕事が出来ない人はどうすればいいのか、それが本の中に書いてありました。
そして実践しました。
というより、現在実践中です。
仕事を適当にやろうとする考えは周りに伝わってしまう
はっきり言って、私は頭が良い方では無いので、仕事は全く早くありません。
低学歴の適当人間だったので、現在それなりの苦戦を強いられています。
それに、大雑把な特性を持っているので、細かい作業に向いていないのが致命的な弱点です。
ですが、会社で過去の私のような人を見た時に思いました。
仕事をする上でズルい考え方を持つ人は、本当にすぐにバレます。
表面上どう取り繕っていたとしてもです。
それが分かったので、私は適当な仕事をしないように心がけるようにしました。
適当な仕事をしないように心がけ始めた私は、自分なりに納得の行く仕事が出来るようになりました。
そうして、生まれて初めて仕事が楽しく感じられたのです。
人には向き不向きがある
私は個性や性格にも、必ず長所と短所が存在することを知りました。
長所が無い人は存在しません。
短所が無い人も存在しません。
もしかしたら「自分には長所が無い!」という思っている人がこの記事を見ているかもしれません。
ですが、そんな人は自覚が無いだけで「最悪なケースを想定出来る能力」や「思慮深い」という持ち味を持っています。
最悪なケースが言える人の意見は、仕事をする上では大助かりです。
思慮深い人は、人の心に寄りそう事が可能なんです。
自分では気づいていないだけなんです。
自分がダメな原因を作り出したいから長所が無いと思い込もうとする人も存在します。
ですが、そんな事をしても何も良い事はありません。
自らあえて「長所が無い」と思い込もうとする人がもしいたら、じっくり考えてみてください。
必ず1つはあるはずです。
ちなみに、私は大雑把な性格です。
細かい作業が得意な人とは真逆の性格なので、そういう人とは意見が合わない事が多いです。
細かい作業が得意な人は個人作業やデスクワークが得意ですが、私のような大雑把な人はデスクワークよりも営業などの外交的な仕事が向いているらしいです。
それを知り、営業マンに転職をした結果、私はデスクワークよりラクに仕事をこなす事ができるようになりました。
自分から考えて仕事をしないと仕事は楽しむことは出来ない
仕事がつまらないから辞めたいと思いながらやらされている作業は本当に楽しくありません。
ですが、自分から考えてやりに行く方法を覚えると、仕事が楽しく思えるかもしれませんよ。
ただ、100%の力を使うと人は疲れてしまいます。
なので、私はこれからも70%の全力を出して仕事に励もうと思います。
そして、主体的に仕事をするようになった人は、いずれは勝手に昇進するか、より自分に向いた仕事をする事になるでしょう。
仕事が楽しいと思える3つの基準
ここまで、過去の私と仕事論について色々書かせていただきました。
イヤイヤ適当に仕事をしていた事が苦痛だった私は、偶然にも仕事を楽しむのに必須である主体性を持つ事が出来ました。
自分の意志で考えて仕事をする事を、主体性と言います。
やらされている作業ほどつまらない仕事は存在しません。
上司から指示された同じ仕事でも、主体性の無いAさんはイヤイヤやらされる仕事をやる事になりますし、主体性のあるBさんは自ら考えてイキイキ仕事をする事になります。
なので、主体性が無いと仕事が楽しいと思える事は無いでしょう。
主体性を持たずに「仕事がつまらない」と思っている人は、是非主体性を持つ事を心掛けてください。
ですが、主体性があれば確実に仕事が楽しくなるかと言われると、そうでは無いでしょう。
これから、仕事が楽しいと思える3つの基準を書いていきます。
人間関係が良い
私は、人生に最も大切なスキルはコミュニケーション力だと思っています。
細かい資格を取るより、私は自分のコミュニケーション力を常に上げたいと思っています。
そうする事で人間関係は円滑にする事が出来やすくなります。
そして、仕事の悩みのトップには、つねに人間関係の問題が存在します。
ここは、コミュ力を上げれば何とかなる場合も多いです。
ですが、人格が明らかに良くない人がいる場合もあるでしょう。
ここは、運の要素が強いです。
人格に問題がある人が多くいると感じた場合、自分の人格に影響を及ぼします。
あまりにも自分と価値観が合わない場合、自分がつぶれるまえに、逃げた方が賢明だと思います。
自分の能力や適性と合っている
適材適所を信用しない人ほど、自分と合う仕事を見つけるのは困難です。
「飛び込み営業なんてイヤだ!」って思っている人もいれば、「めちゃくちゃ楽しい!」と思える人もいます。
「人の前に立って講義なんて信じられない!」って思う人もいれば、「人の前に立つの快感!」と思える人もいます。
営業や講義が向いていない人はデスクワークに向いているのかもしれません。
逆に「パソコンなんて触ってられるか!」って思っている人はデスクワークに向かないでしょう。
オンチな人が歌手になるのが難しいのは当然です。
誰もやりたがらないような職業でも「楽しい!」と思える人は存在するんです。
適材適所は存在します。
人には必ず強みがあります。
そして、弱みもあります。
私がやりたくない仕事を、やりたいと思う人は必ず存在します。
なので、向き不向きを考え、出来る限りやりたい仕事、向いている仕事をすればいいのです。
適性で検索すると、色々と分かる事があるかもしれません。
私は様々なパーソナリティ(性格)診断や適性診断をやった事がありますが、最も有名な性格診断は、ビッグファイブ理論です。
ビッグファイブ理論は、性格に関する本や心理学の本によく書かれており、多くのパーソナリティ診断はビッグファイブが土台になっています。
私は様々な診断をした結果、細かい作業が苦手、発想力が低いなどの短所が存在しますが、人に共感する能力が高く、思考を文章化をする事が出来るのでブログを書いています。
私は自分の弱いところと強いところを、本当に沢山知っています。
自分の弱いところは受け入れて、苦手な事は他の人にお願いする事で、仕事というものは円滑に進むものです。
このような長所と短所は、全ての人に数多く存在するのです。
自分の強みを自覚していないだけで、自分に自信が持てない原因になります。
自分の強みは分かっていた方が、様々な事に役立ちます。
会社によっては、事務作業の適性のある社員を出世させる時、給料を上げるのと同時に、適性と全く関係の無い中間管理職のポジションに置いて、適材適所から外してしまう事も多いです。
営業の能力が高い人を出世させて、なぜか立場を変えて内勤にしたりします。
このような、投手の能力が高い選手をわざわざ打者にするような配属を、会社では平然と行われているのです。
適性を考えないで個性を潰すような会社の不思議な采配は、適材適所の逆の事をしていると言えるでしょう。
なので私はある程度、転職を繰り返してみるのもアリだと思っています。
転職を繰り返す人の印象は悪いかもしれませんし、早い転職を繰り返す職歴は、転職の時に不利になりやすい部分もあります。
ただ、ある程度転職を繰り返している人の方が、最終的に役員クラスのポジションにいる可能性が高くなる事が分かっています。
自分の適材適所を見つけ出した結果と言えるでしょう。
他人を幸せにしている自覚が持てる仕事である
以前の私のように被害者意識を持ちながら仕事をしていれば、仕事は確実に楽しくありません。
ですが、仕事でも他人を幸せにしている自覚が持てると幸福になれます。
他人を幸せにする自覚があると自分も幸福になる事が、科学的に分かっています。
オカルトとかではなく、脳内の神経伝達物質が、幸福度を上げてくれるのです。
社会人の方に質問ですが、今あなたがしている仕事は、他人を幸せにしている自覚が持てる仕事ですか?
簡単には回答出来ない質問かもしれません。
逆に考えて欲しいのですが、他人を幸せにしている自覚が持てない仕事って、あるのでしょうか?
騙しや、犯罪を除けば、私たちは、他人を幸せにしている仕事をしています。
人生は考え方次第、物事は捉え方次第で、自分の幸福度が大きく左右します。
普通に仕事をしている限り、私たちは他人を幸せにしています。
もういっその事、「自分は他人を幸せにしている自覚が持てる仕事をしているんだ」と認めてしまう事をオススメします。
仕事が楽しいと思えれば人生が楽しくなる
今回伝えたいのは、仕事は人生と深く関わっている事と、適当に仕事をしてきた結果、何も良いことが無かった事です。
つまらないと思って行う仕事は、人生すらつまらなくさせます。
私は転職して引っ越しをするという、環境を大きく変えると言う手段を使いましたが、心機一転してみるのも一つの方法かもしれません。
ちなみに、仕事がつまらないから辞めたいのであれば、辞めるのも一つの手だと思います。
仕事がつまらないから辞めたい時の選択の基準としては、今やっている仕事以上にやりたい事があれば、転職をすれば良いと思います。
正直に言って、やりたくないことより、やりたいことをやった方がいいに決まっていると思います。
そして、毎日のように苦痛を感じているのであれば、早めに転職した方が身のためです。
体の方が大切です。
人がいないから辞めない人もいるかもしれませんが、会社は、誰も辞めないから人員を増やさないだけです。
冷たい言い方かもしれませんが、会社は、人が辞めれば補充すればいいだけなんです。
仕事を辞めない理由に「迷惑をかけたくない」事を絶対に選択しないでください。
私は体調を崩してから退職をして、その結果借金をして、8か月後に再就職しました。
私の人生で、退職してから再就職するまでの8ヶ月の期間は、様々な経験をして、学ぶ事が本当に色々あり、あまりにも大切な時間でした。
ですが、お金が無いのに仕事を辞めると今の私のように借金に追われたり、大変な事になる可能性があります。
仕事で体調を崩してからでは色々大変な事になるかもしれませんので、そうなる前に決める事をオススメします。
つまらない人生の原因を解消させる10step
その9、適材適所は存在する。やらされている作業ほど苦痛なものは無いので主体性を持つ。