人生がつまらないと感じた事はありますか?
私はかなり長い期間人生をつまらないと感じていました。
私は高校卒業後、ニートやフリーターをしながら日々を適当に暮らしていました。
毎日のようにパチンコ屋に行き、当然のように人生はつまらないものだと思っていましたが、それでも「働いているやつに比べれば、俺の人生って楽しい人生だよなー」と思っていました。
就職する事が不幸だと考えていたんです。
ですが、適当に暮らしていると生活ができないので、仕方ないという気持ちで26歳で生まれて初めて就職しました。
初就職する時は、「適当に過ごせるぐらいに働ければいいや。」と考えており、「仕事終えて早くパチンコ屋に行きたい」などという動機で仕事をしていました。
人生がつまらないと感じていた私は、当然ながら、仕事も楽しくないと思いながら、生活のために仕方なく出勤する日々が続きました。
やる気も全くなしで、やらされる仕事をやるだけの毎日。
仕事をしていると後輩が入ってきます。
やる気のある後輩が入ってくれば、頭が悪くて仕事が出来ない私なんて一瞬で抜かされます。
よく比べられました。「新人の彼はできるのに、なんで君はできないんだろう」と。
これ、相当へこみます。
その結果、私は仕事で努力するということを放棄し、手を抜くことに努力を向けていきました。
手を抜いている事がバレないように、人間関係で波風立てないように、ひっそりと目立たずに仕事をしました。
私は、そんな自分に自信を無くし、人生がつまらないどころか、自分の事をどんどん嫌いになっていったのです。
自己否定は本当に危険です。
結果的に私は体調を崩してしまいました。
私は、記憶能力を失い、仕事がまともに出来る状態ではなくなり、でも不真面目なくせに職場に迷惑をかけたくないという謎のプライドから頑張って出勤し、それによってさらに体調を崩しました
もう仕事を続ける事が出来ないと思った私は、29歳で退職することになったのです。
その数日後、誕生日を迎える事になりました。
無趣味素人童貞無職引きこもりニート鬱アル中三十路が爆誕。
自殺を考えるレベルでした。
目次
私の人生がつまらないと感じた原因
私は30歳になるまで人生がつまらないと思っていました。
私は体調を崩して仕事を辞め、無職のまま30歳になった時、人生で一番の絶望感を味わいました。
ですが、その結果、変わりたいと思いました。
人生がつまらないと思っていた私は、日々の生活に何の目標も無く、ただ過ぎる時間を適当に過ごしていました。
今考えてもつまらない毎日です。
なぜ私は人生をつまらないと感じたのでしょうか。
ネガティブなネットの世界に浸かった
私は学生の頃に2ちゃんねるなどの掲示板でネガティブな情報を自ら進んで見る生活をしていました。
ネガティブな情報が集まる掲示板には人生がつまらないと思っている人が沢山おり、高校生の頃にはそういう世界が当然だと思うようになって行ったのです。
その結果、周りに比べると卑屈な性格になって行き、自らも人生がつまらない物だと思い始めました。
唯一の趣味がギャンブル
私にもギャンブルという趣味がありました。
私は長い期間、パチスロを打つ事に全力を注ぐ人生を歩んで来ました。
人生がつまらないと思いながらもパチスロを打つ日々が続きました。
はっきり言って、人生がつまらないと感じていた私の心の支えはパチスロだったのです。
クズな自分の事が嫌いだった
何の夢も無く、人生がつまらないと感じていた私に将来の希望なんてありませんでした。
ニートやフリーターをしながら家とパチンコ屋を往復する日々を過ごしました。
アルバイトをしても失敗ばかりする自分は何しても駄目だと思い、働きたくないと言う気持ちが強まって行きました。
人生がつまらないと感じていた私は、私自身の事をクズだと平然に発言してしまえる人間になって行く事になってしまったのです。
自己否定は人間を狂わせるので、自分が嫌いになる行動は本当に避けてください。
イヤイヤ仕事をしていた
私は今までアルバイトや仕事を楽しいと思えた事は一切ありませんでした。
ですが、適当に仕事をしていて良い事は一切ありません。
自分の事を嫌いになるだけなので、楽しむ努力をする事をオススメします。
低いコミュニケーション能力
過去の知り合いに、人生がつまらないと感じている今の自分の事を知られたくない。
そうなると、過去の知り合いと連絡なんて取りたくありません。
人生つまらないと思っていた私は、就職するまでパチンコ屋の中ぐらいしか知り合いがいませんでした。
人と接する事が少なくなって行く日々を過ごしていれば、自然とコミュニケーション能力は低下して行きます。
彼女なんてもってのほか
仕事がつまらないので適当に仕事をする日々を過ごし、性格が卑屈なので彼女なんてもってのほかで「女はクソ、金の無駄」と、男尊女卑をしていたりしました。
人生をつまらないと思っている私に彼女なんてもってのほか。
恋愛を諦めた結果、更に人生がつまらないと思う事になったのです。
人生に絶望する
仕事を辞めた数日後、に誕生日を迎えた私は最悪の気分で30歳になりました。
人生つまらないどころの話では無く、もう死にたい気持ちすら強くありました。
ですが、30歳になった時、私にはまだ50万円の貯金が残っていました。
私は「この金を使ってから死ねばいいんじゃないか?」と思うようになったのです。
人生がつまらないと絶望した結果
私は人生をつまらない物だと思い続けていました。
ですが、仕事を辞めた私は自由でした。
その後、残った50万円をどう使えば楽しいか、つまらない人生をどうすれば楽しく出来るのか、ネットで調べまくりました。
思いっきり旅行をした
体調を崩した私はとりあえず休息を取りました。
私は3ヶ月以上は仕事をせずに休息を取った方が良いと言うアドバイスを貰ったので、毎日寝転がりながらお笑い番組を見る日々を過ごしました。
そして少しずつ体調が良くなって来た私は、休息を取りながら大好きなラーメンの食べ歩き旅行を計画しました。
そして、それを実行しました。
当時神奈川に住んでいた私は、東京、埼玉、栃木、茨城、仙台、北海道など、色々な場所を旅して回りました。
目標を持って行動し、各地の名所を回ったりもしました。
そして私は計画していたラーメン店を全て回ることが出来たのです。
目標を持った行動を達成した結果、非常に達成感がありました。
読書をした
どうすれば残りの人生を楽しく出来るのかをネットで調べたり、知人に勧められた結果、私は読書をする事にしました。
人生つまらないと思っている人ほど読書をする習慣を持っておらず、人生がうまくいっている人ほど読書をしている事を知ったのです。
読書は今でも大の苦手ですが、読書は私の人生を大きく変えるキッカケとなったのです。
私は今まで人とのコミュニケーションが苦手だったので避けていましたが、コミュニケーションについての本を読んだ事をキッカケに、少しずつ人間関係が良好になっていきました。
就職活動をする
ネガティブだった私がポジティブな行動をした結果、少しずつポジティブな考え方を持つようになりました。
私は、人生がどうでもいいと言った考えは無くなりましたが、生活苦に陥りました。
仕事を辞めてから3ヶ月が経過し、かなり体調は良くなっていました。
ですが、3ヶ月で50万円なんて一瞬で吹き飛びます。
そして私は就職活動をする事にしました。
職業訓練校に仲間と共に通い、同じ目標を持つ人と行動しました。
そして、その後就職する事が出来たのです。
すでに人生が楽しかった
私は人生つまらないと言う気持ちが強かったですが、絶望して変わりたいと思った結果、人生を楽しくする事が出来ました。
私はつまらない人生を楽しくしたいと思い、人生を楽しくする方法をネットで調べてキッカケをもらいました。
私は今のコミュニケーション能力では駄目だと思い、読書をして勉強する事でコミュニケーションを取れるようになりました。
私は無職のままでは駄目だと思い、職業訓練校に行った結果就職する事が出来ました。
これら全て「目標を持つ事」と、「学んで実行する事」をしただけです。
目標を持ったやりたい事は、自らお金を払ってでも学び、実行する事が、人生を楽しくする最大の近道でした。
人生は一度きり
最初から何もせず、色々な事を勝手に諦めている人が本当に多いです。
私も30歳までそうだったので、気持ちは分かります。
私は人生つまらないという思いから、人生が楽しいと言う思いに至るまでに、色々な事を学びました。
その結果、人生に最も大切な物が何かを考えて、自分で答えを持つようになって行きました。
考え方次第でつまらない人生は楽しくなる事を知った私は、人生にとって大切な事は何かを考えました。
あとは、自分にとって大切だと思った事に着手して行動すればいいだけだったのです。
自分に正直に生きた方が身のためです。
人生は一度きりなので、是非お互いに楽しい人生を生きていきましょう。