人生を楽しんでいる人が羨ましいと思った事、あるんじゃないでしょうか。
ちなみに、私は30歳まで毎日がつまらないものだと感じていました。
家と職場を往復するだけ、やりたくもない仕事をイヤイヤやらされる毎日。
家に帰ったらゲームかネットかアニメを見て寝る。
そんな毎日を繰り返していました。
つまらない毎日に嫌気がさした結果、私は体調を崩し、仕事が出来る状態では無くなりました。
その結果、29歳に仕事を辞める事になりました。
その数日後に誕生日を迎え、無趣味素人童貞無職引きこもりニート鬱アル中三十路になりました。
死にたくなるレベルでした。
ですが、私はその後、人生を楽しくしたいと思ったのです。
目次
人生を楽しんでいる人の5つの特徴
人生を楽しくしたいと思った私は、仕事を辞めたあと、人生について初めて真剣に悩み、何をすれば楽しくなるのかを考え、実際に行動した結果、現在では人生を楽しむ事が出来ました。
そうすると面白い事に、私の周りにいる人も人生を楽しんでいる人ばかりになっていったのです。
逆に、人生がつまらなかった30歳まで仲が良かった人達は、傷の舐め合いのための友人が多かったので、人生を楽しんでいる人の特徴と、過去の自分のような人生を楽しんでいない人の特徴がよく分かってしまうようになりました。
これから、現在の私と、過去の私を比較する事で、人生を楽しんでいる人の5つの特徴を書いて行きたいと思います。
1.人生を楽しんでいる人は、ありたい自分でいる
人生を楽しんでいる人は、ありたい自分でいます。
逆に、楽しんでいなかった以前の私は、自らをオープンにしている人を羨ましいと感じたりしました。
人生を楽しんでいる人の中には、そこにいるだけで、その場の雰囲気が良くなる人もいます。
私はそういう人になりたいと思ったのです。
その結果、簡単な答えに辿り着きました。
「自分がしたい、羨ましいと思っていた振舞いをするだけ」だったのです。
ただ単に、ありたい自分の振舞いをしていっただけで、人生が少しずつ変化し、楽しくなっていったのです。
人生を楽しみたいと思っている人は、是非、ありたい自分の振舞いをしてみましょう。
人生を楽しめない人は周りからどう見られるかを中心に考えてしまう
プライドが高かった以前の私は「周りの人からガキみたいに見られるのが嫌だ」と思って、楽しそうに振舞う事が出来ませんでした。
プライドが高かった私は、前の職場で笑顔を出すことすら我慢しました。
喜怒哀楽を出さない事が正しいと思ってしまったのです。
そうすると、どんどん卑屈な態度を取ってしまいます。
その結果、どんどん自信を失い、どんどん自分の事が嫌いになっていく原因になります。
邪魔なプライドは持たない方が人生を楽しむ事が出来るようになります。
ただし、急変すると周りに心配されますので、少しずつありたい自分に向かっていく事をオススメします。
2.人生を楽しんでいる人は、自分と他人を比較せず、過去の自分と比較する
人生を楽しんでいる人は、自分と他人を比較したりしません。
自分は自分、他人は他人だという事を理解しています。
ですが、過去の自分と比べて現在の自分がどれだけ成長しているかを比較する事はよくあります。
人生を楽しんでいる人の中でもトップアスリートと言われる人達は、ライバルと比べたりせずに、自分との戦いをしている人が非常に多いです。
勝ち負けにこだわる以上に全力を出す事を心掛けているので、順位が低くても全力を出し切る事が出来れば、それで満足する事が出来る精神を持っています。
この考え方は、人生を楽しんでいる人の典型例だと思います。
人生を楽しんでいる人は自分と他人を比較していないので、自分が幸せかどうかの尺度は自分で決める事が出来ます。
人生を楽しんでいる人は、金持ちや、自由人や、権力者を見ても、他人は他人、自分は自分なので、嫉妬したり不機嫌になる事も無いのです。
人生を楽しめない人は自分と他人を比較してしまう
人生を楽しめていなかった私は他人と比較する習慣を持っており、世の中を勝ち負けで考えていました。
しかも、現在の自分が楽しめていない事に被害者意識を持っており、世の中が悪いせいで私の人生が悪くなっていると思い込んでいました。
なので、少しでも勝ち組の気分を味わうために、ネットで私より下の人間を見に行って、馬鹿にするという行為をしていたのです。
最悪の場合、勝手にすべての人と勝ち負けを意識して、まわりの人間が敵ばかりに見えてくる可能性すらあります。
私は、パチンコ屋に入り浸っていた過去がありますが、勝ち負けを意識して、店内全体を敵だと思っていた事があります。
負けている人を見て喜んでしまうような、本当に小さい人間でした。
ですが、実際には、他人と比較したり、勝ち負けで意識した場合、ストレスが貯まるだけでした。
他人と比べたり、世の中を勝ち負けで考えると、上には上が必ずいるので今の自分に納得できず、常にストレスを感じる事になります。
SNSなどで同い年ぐらいの人が活躍している事を知ったり、彼女がいる事を知っただけで敗北感を覚えてしまう。
そんな以前の私は、何が楽しくてわざわざ一方的に敗北感を覚え、勝手に不機嫌になっていたのか、今考えても不思議です。
他人と比べたり勝ち負けにこだわるのはやめてストレスや敗北感から解放されてみる事をオススメします。
3.人生を楽しんでいる人は、人生を楽しんでいる人と関わり合いを持とうとする
人生を楽しんでいる人は、更に良い人生を目指そうとするので、自分以上にパワーのある人と接点を取ろうとします。
人生を楽しんでいる人は、楽しんでいない人やネガティブな人と距離を取ろうとします。
その理由は、人生を楽しんでいる人はネガティブな影響を受けたくないからです。
人生を楽しんでいる人でも、楽しんでいない人でも、人は近くにいる人から影響を大きく受ける事になります。
人生を楽しんでいる人でも、楽しんでいない人でも、人の思考が移るのは、みんなが学生時代から経験している事です。
人は、仲間とつるめばつるむほど似たような考えを共有し、影響を受け合って、似たような考えを持っていく事になります。
ポジティブな集団にいればポジティブな影響を受ける事になりますが、進んでネガティブな集団にいれば、自分自身がネガティブな影響を受けるので注意が必要です。
よく「親しい5人の友人の平均年収が自分の年収になる」と言われるのは、親しい人ほど考え方や行動が近くなるので、結果的に同じような収入になる事を表しています。
なので、人生を楽しんでいる人でも、楽しんでいない人でも、出来るだけ自分より人生を楽しんでいる人と仲良くする事をオススメします。
人生を楽しめない人は、傷の舐め合いが出来る人や、自分より弱そうな人間と関わろうとする
人生を楽しめていなかった私は、人生を楽しめていない人と会う事をこころがけ、現実から目をそらす事が出来るので傷の舐め合いのような人間関係を作っていました。
自分より弱そうな人間と関わり合いになろうとする人もいます。
弱い人を馬鹿にすることで、優越感に浸る事が出来るからです。
しかも、弱そうな人間がいないところでは、他の人に平然と悪口を言ったりします。
他人の悪口を言えば言うほど信用を失っている事に気付きません。
自分が上に立つために、見下す人を用意してしまうと、何も変わっていないのに優越感に浸れるため、どんどん現状から抜け出せなくなっていくので注意が必要です。
人生を楽しめていない人は、人間関係を見直し、自分にとってマイナスになるのであれば、人間関係の断捨離をしても良いかもしれません。
4.人生を楽しんでいる人は、目標を持っている
人生を楽しんでいる人は、目標を持っています。
その目標に向かって過ごしており、達成する喜びを知っています。
人生を楽しんでいる人は、それだけ、目標というものが超大事だという事を分かっています。
もしあなたが目標を持っていないのであれば、目標と言う物がそれだけ超重要だという事も覚えておいて欲しいと思います。
人生を楽しめない人は、目標もなく、なんとなく毎日を過ごしている
人生を楽しめていなかった私は、目標なんてなく、毎日を適当に過ごしていました。
毎日を楽しめていなかった私の行動原理は時間つぶしでしたが、特に意味のない時間つぶしは私の人生最大の時間の損失でした。
もし目標を持っていないのであれば、目標はがつまらない毎日を変える、超大事な存在と思った方が良いかもしれません。
少々大袈裟に聞こえるかもしれませんが、目標は、つまらない毎日を楽しくすると言っても過言では無いです。
これはもう超重要なのです。
そして、自分で自分の目標を作る事が大切になります。
他人に作られたものではダメです。
あなたがやりたい事をあなたが決めなければならないのです。
なぜなら、あなたの人生でやりたい事は、あなたしか分からないからです。
目標については、私の経験談だけでは無く、人生を楽しんでいる人や成功している人は、目標を重要視している人が非常に多いのです。
なので、馬鹿にせず、目標を考えてみる事をオススメします。
5.人生を楽しんでいる人は、死を意識しているので今を大切に生きている
人生を楽しんでいる人は、死を意識している人が非常に多いです。
誰だって、死ぬ時に後悔したくないものです。
ですが、人が死ぬ前にする後悔を知っていれば、嫌でも死を意識する事になるかもしれません。
「もっとチャレンジしたり、目標を達成すればよかった。」
「もっと人間関係を作ればよかった。」
「この思いを打ち明ければよかった。」
「こんなに仕事をばかりしなければ良かった。」
「自分をもっと幸せにしてあげればよかった。」
人が死ぬ前には、こういった後悔をして死んで行くといいます。
ですが、私は死ぬまで人生を楽しむ予定です。
そして、死ぬ前に後悔したくありません。
死ぬ前に後悔したくないのであれば、人が死ぬ前にする後悔を自分に取り入れ、それを実行しなければならない事になります。
私は介護の仕事をした経験があります。
そして、老人の死も見てきました。
今では本当に良い経験だったと思います。
私の父は、ある日突然倒れました。脳出血です。
その後二度と立てない体になり、その数年後に他界しました。
人はいつ何があってもおかしくありません。
人は死を意識すると強くなりますので、人生を楽しみたいのであれば死を意識する事をオススメします。
人生を楽しめない人は、人生が永遠に続くかのように振舞っている
私たちにとって、一番若い瞬間はいつでしょうか。
戻る事の出来ない過去ではありません。
私の残りの人生で一番若いのは、今この瞬間です。
哲学も宗教も関係なく、死は誰にでも平等に来る事は、全ての人間が分かっている事です。
ですが、多くの人がそれを意識する事なく、人生が永遠に続くかのように振舞い、健康を失った時に大切な事に気付き、その時に初めて後悔します。
もし、自分の寿命が一か月だったらどうするかを考えてみましょう。
私は恐らく行動を変える事は無いでしょう。
ですが、もし行動が変わるかもしれないと思っている人は、人生を見直すキッカケになるのではないでしょうか。
おそらく、やりたい事をやるのでしょう。
そのやりたい事って、今週やろうと思えば出来る事なんじゃないですか?
可能であれば、休みの日にでもやってしまえばいいんじゃないですか?
こうやって後悔する可能性を潰していくだけで、人生が素晴らしいものに変わる可能性があるので、死を意識する事は本当にオススメします。
人生を楽しんでいる人が必ず持ってる共通点
これまで、過去の私と現在の私を比較した内容となっており、あくまで、人生を楽しんでいる人の多くが持っている傾向のようなものです。
なので、人生を楽しんでいる人がこれら全ての特徴を持っているわけではありません。
ですが、最後に説明するのは人生を楽しんでいる人が必ず持ってる共通点になります。
人生を楽しんでいる人は必ず、自分の価値観通りに自分の人生を生きている
人生を楽しんでいる人は必ず、自分の価値観通りに人生を生きています。
自分の価値観を持っているので簡単に他人に左右されません。
自分の価値観を持ち、価値観通りに生きている人は、田舎の山奥に暮らしていても十分幸せでしょう。
自分の価値観通りに自分の人生を生きていれば、たとえ貧しい国に暮らしても幸せになると思いますし、無人島にいても幸せでしょうし、ホームレスだとしても幸せだと言えるのでは無いでしょうか。
価値観は人それぞれですが、自分の価値観通りに自分の人生を歩いている人ほど幸せに生きています。
人生を楽しむなら他人の価値観に流されず自分らしい人生を
親や教師の言う事を聞いて、良い大学へ行き、一流企業に入社する。
それが自分の価値観通りの人生であれば、間違いなく幸せでしょう。
ですが、他人の言う事を良く聞いたり、常識に従った結果辿り着いた場所は、本当に自分がやりたい事なのでしょうか。
他人の意見を参考にするのは大いにアリだと思いますが、他人の意見や常識に流されてしまうと、他人の人生を生きる事になり、息苦しくなっていきます。
自分の人生は自分の人生です。
他人にどう思われるかなんて気にせず、他人の機嫌なんてうかがわず、自分の価値観の中で自分のやりたいようにやる事が人生を楽しむ秘訣です。
是非、自分の価値観通りに自分の人生を生きてみましょう。