私は30歳になるまで女心なんて一切わかりませんでした。
「女はクソ」「金の無駄」とはっきりと口に出す事があったぐらい恋愛に興味が無かったので仕方ありません。
ですが、「女はクソ」「金の無駄」といいつつも実際には、恋愛に興味が無いフリをしていたので、本当は恋愛している人が羨ましかったのです。
なので女心を知ろうとしたのです。
ただ、30歳になるまで彼女を諦めていた私にとって、このあたりは難易度が高いものでした。
目次
男性と女性の違いを理解する必要性
初デートの会話の話題に困ってここに来た方もいらっしゃるかもしれませんが、それ以上に大切な事を伝える必要があります。
それは、女性の理解を深める事です。
どれだけ面白い会話を準備しても、男性が女性心理を知らなかったり、女性が男性に話をする理由が無ければ、女性はそっけない態度を取るしかなくなるのです。
なので、まずは自分の事を知ってもらったり、男性と女性の違いを理解する必要があるのです。
私は20代まで「女はクソ」「金の無駄」といった男尊女卑の考えを持っていました。
この考えに至った理由の一つに「女性は論理的思考が弱い」「女性は空間把握能力が低い」「女性は会話にオチを作らない」と言った女性の特徴があります。
なので、「女はバカ」と言った事をネット上で書いたことがよくありました。
ですが、はっきり言って考え方や会話そのものが男性と女性で違いがあります。
複数の仕事を同時にこなす事は女性の方が得意なだったり、細かい事に気付けるから家事が女性の方が向いていたり、他にも女性の方が優れている事だって沢山あるわけです。
そりゃそうです。
脳の構造やカラダの作りが違うのですから当然なのです。
まず、私達人間は生殖本能を持っています。
これ自体は男女共に変わりません。
ですが、男性と女性では生殖のリスクが全く違うのは分かると思います。
私たち男性は、女性と付き合いたいのであれば、単純に攻めようとします。
建前を抜きにしてはっきり言えば、男性は単純に魅力的だと思った女性とは性行為をしたいのです。
ですが、女性は魅力的な男性がいても、簡単には体を許しません。
リスクが存在するからです。
ですが、本能的にはその守りを崩すような魅力的な男性を女性は待っているものです。
その守りを崩すのに2番目に重要なのが会話です。
会話は非常に大切なのです。
ちなみに、1番は雰囲気や清潔感といった、見た目に関する部分です。
「見た目が1番とか、やっぱりイケメンがいい思いするのか」と思ったかもしれませんが、顔はそこまで関係ありません。
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【※ただしイケメンに限る】と言ってしまう理由
女性が喜ぶ会話術
女性は感情を大切にすると言う特徴を持っています。
それとは違い、男性は論理的思考を持ち合わせています。
ですが、その感情を吐き出せて受け止めてくれる男性に対して好意を抱いてくれる場合が多いのです。
女性は感情を吐き出したい
日本の俳優である石田純一を例にしたいと思います。
石田純一は現在60代ですが、50代で3度目の結婚をし、60歳を過ぎてから女児が誕生するほどの現役っぷりです。
過去に『不倫は文化』と言う言葉を残すだけの事はあり、女性経験は抱負です。
そんな石田純一は「女性と会話するとき、聞き役に徹する」という会話術を持っています。
そして、女性は感情を吐き出せて受け止めてくれる男性に対して好意を抱きます。
石田純一の会話術は理にかなっているのです。
聞き上手な男性がモテるという罠
ここで問題があります。
もし、石田純一が女性とお見合いしたとしましょう。
女性は石田純一の事を知っており、石田純一は尊敬され、ルックスも良い。
そして、石田純一の会話術で女性は口説かれる。
理にかなっています。
ですが、それを信じた私が女性とお見合いしたとしましょう。
女性は私の事を知らず、尊敬もされず、ルックスはよくありません。
そして、石田純一の会話術を使い、聞き役に徹するとします。
ですが、女性は私に感情を吐き出す理由が存在しないのです。
「感情を吐き出して話してくれ!」と私が思っても「なんであなたに話さなければいけないんでしょうか」となってしまうのです。
私のような一般人は、女性に信頼される為に、まずは自分の事を知ってもらわないといけないのです。
最初から聞き上手ではいけない
聞き上手と言う言葉通り、お見合いで女性に質問してみましょう。
「初めまして。趣味はなんですか?」「趣味は映画鑑賞です。」
「出身はどこですか?」「出身は神奈川です。」
「年齢は?」「31です。」
「ご職業は」「事務です。」
「(聞くこと無くなった)・・・。」「・・・。」
これを「尋問」と呼びます。
質問するのは良いのですが、その前にまずは自分の事を知ってもらう必要があります。
自分を出さなければ、女性も感情を吐き出す事はありません。
相手の話題を広げ、自分の話題とリアクションを出し、まずは自分の感情を乗せて話す事が大切になります。
キリっと決めて「初めまして」するのも良いですが、自分の感情を見せて相手を安心させる必要があります。
私は女性と会うのが慣れない時、とりあえず思った事を口にする事をこころがけていました。
「初めまして。ってかめっちゃ緊張する!」といった感じで、女性が感情を出す前に、男性が感情を出してあげる事で相手は安心するものです。
ここをかっこつけちゃうと、失敗しやすいです。
よく、会話をするのは女性8:男性2ぐらいと言いますが、それはある程度仲良くなってからの話で、初対面で相手が安心するまでの数十分は男性がよく喋る状態で良いと思います。
ちなみに私は30歳まで沈黙が恐怖となっていましたが、現在では「気まずい」という感情とオサラバする事が出来ました。
最初に感情を出して自己開示をするべき事を知っていたり、会話に困った時にする話題がいくつも存在するからです。
「高校生の時にどんなだった」とか話す、過去の自分か相手の話。
「もし転職するとしたら、もし生まれ変わったら」とか話す、もしも話。
他にもありますが、この二つはレパートリーがあまりに多すぎるため、会話に困る事が極端に減りました。
なので、心に余裕をもって会話する事が出来ます。
あと、私は女性の発言に対して、全力でリアクションしたり大声で笑ったりする事を心がけています。
というか、もうそれが素の状態で行えます。
練習すれば少しずつ出来るようになって行きます。
そして、相手から知らなかったり興味が無い話題が来たら、他の話題にして喋りたいという気持ちを抑える事が大切になります。
相手が話したがっているのであれば、話させればいいのです。
「え?何それ、知らない。教えて?」と興味を示す事が出来ない男性が大半な中で、”教えてもらう”事が出来るのですから。
逆に考えてみてください。
あなたが好きな話題を、女性が興味をもって聞いてくれる。
これって嬉しいじゃないですか。
女性も同様に、興味がある事を教える事が出来るのであればスッキリするものです。
相手に気分よくなってもらうには教えてもらう事が効果的だと覚えておいて損はないと思います。
どうでもいい男に女性は深い話をしない
女性は感情を大切にします。
そして、愚痴や恋愛話のような、感情を吐き出せる話が好きです。
そういう事を言える男性を求めているのです。
ですが、どうでもいい男には、そう言った話をする必要が無いのです。
なので、まずは「友達」を目指す必要があるのです。
「友達になったらダメなんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、そんな事はありませんし、切り返す方法も存在します。
本当の聞き上手は話させ上手
相手に自分の事をある程度理解してもらい、その上で相手の話を理解する。
そうすれば、女性との会話はスムーズになりやすくなります。
相手の言った事に対し、アドバイスや指摘する事無く同調し、受け止める。
そうする事で女性は心を開いてくれるものです。
アドバイスや指摘は、説教ほどでは無いですが、相手を否定する発言に近くなるので、仲良くなる前にすると拒絶される可能性があるので注意が必要です。
そこまでやって初めて、石田純一のような聞き役に徹する事が可能になるのです。
これを知り、出会いを増やし、会話の練習をすれば会話は上達します。
会話をスムーズに出来るようになれば、女性と良き友達になれる物ですよ。